前回はジャンプ力を上げる為の理屈を解説しました。
それを踏まえて具体的にプログラム例を2つ紹介します。
(SNSでデータの協力者を2人集って実施)
2人とも8月に向けてジャンプ力を上げたいと依頼が来た事を想定して作成しました。
※今回はジャンプを含めた練習を他の時間で行なっている事を前提に、特に関係が深いスクワットの重量に着目したプログラム作成。
以下、画像と一緒にご覧ください。
ケース①はスクワットが現状体重の2倍上がる方ですが、体脂肪率がやや多いので、体脂肪率を下げ、重量を落とさないようなプログラムをし体重比を上げればジャンプ力も上がるのではないかという推測。
(線形ピリオダイゼーション)
ケース②はトレーニングを取り入れたばかりでまだスクワットの重量の伸び幅がある方。ただ試合が定期的にあるので、その中で8月をジャンプ力のピークになるように計画。
(非線形ピリオダイゼーション)
以上、スクワットの重量(体重比)を増やせば、前回の①筋肉量②最大筋力③最大速度が上がり、それによってジャンプ力が上がると推測しプログラム例をだしてみました。
※尚今回は、プライオメトリクス やウエイトリフティングについては考慮しておりません。
結果はこちらから↓
No.99 ジャンプ力を上げたい人をTwitterで募集し、5ヶ月間のプログラムを実施していただいた結果
基本的なピリオダイゼーションの考え方はおおよそ同じですが、組み立て方はトレーニングコーチや実施者、試合・練習の予定、疲労度などによって変動がありますので、一例として参考にしてみてください。
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木村聡
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