昨今フィットネスに関する関心が少しずつ増えてきており、フィットネス現場の指導者であるパーソナルトレーナーを目指す学生や、社会人が増えてきているように感じています。
私は現在はTTBパーソナルトレーニングの八丁堀店店長兼、ヘッドトレーナーを務めております。以前はトレーナーの派遣会社におり、各施設にトレーナーを派遣するフィットネス事業部のマネージャーを務めておりました。
これまで色々な経験をさせていただき、色々な学生や指導者を見てきました。
今回はこれからパーソナルトレーナーを志す方々の参考になればと思いパーソナルトレーナーのなり方とその先の話も少ししていきます。
まずパーソナルトレーナーになるにはいくつかの道があると思います。
①専門学校に行く
2〜3年間で民間資格所得を目標に学べる環境だと思います。
ただし、やりたい事と全く関係のない分野の授業もあるのでそこも考慮しなければなりません。
②大学進学
大学で基礎から応用まで学び、大学院まで行き研究する方もいたり、大卒でないと取れないトレーナー資格もあります。
また卒業後トレーナーの企業に入った時に大卒と専門卒の給料に差がある場合もあリます。
大学も様々な分野の単位を所得しないと卒業ができないのでそこも要検討です。
③スポーツクラブでのアルバイトからフリーランスへ転身
このパターンも数多くのスポーツクラブで見られます。フリーランスになった後は比較的顧客集めには有利のように感じます。
④パーソナルトレーナー養成スクールに行く
最近この形態は多いですね。
現役のトレーナーに指導してもらえるのはメリットの一つ。ですが指導内容やカリキュラムや講師の情報は受講前にきちんと調べる必要があると思います。
概ね、パーソナルトレーナーになるためには、この4つの道があるかと思います。
では各道でデビューをした後にどのようにやりたい仕事をしていくか…そこが最も重要かと思います。
①大手スポーツクラブとトレーナー契約をする
この業種はフリーランスが非常に多いかと思います。フリーランスで活動するにあたって一番身近なのがスポーツクラブでしょう。また大手のスポーツクラブは随時パーソナルトレーナーを募集していることがほとんど。
ただし、店舗選びと店舗の特徴や、トレーナーの在籍人数などで集客に差が出るので要注意。
その点ではスタッフで活動していて、お客様に顔を覚えてもらった上で独立するトレーナーが各店舗集客できている印象です。
またフリーランスは自由な時間が多いこともメリットかと思います。
②会社に所属する
最近では企業しているトレーナーも増えており正社員、もしくは契約社員として採用している企業も多くあります。
自由な時間も少なく、最初の給料はそんなに良くはないかもしれませんが、教育制度や派遣先の確保、自社施設での指導など個人的には、まず会社に属した方が成長やビジョンが見えやすいかと思います。
そこから会社で上に立つなり、独立するなりは自由かと思いますが。
ちなみに私は、専門学校→大学編入を経て、スポーツクラブでのアルバイト→トレーナー会社入社→独立→現在の会社に声をかけていただき入社(ジムオープン)という道のりです。
結論パーソナルトレーナーになることは非常に“簡単“です。
ただしそこから先どうやって自分のやりたい方向に進んでいくか、道がわからなくてやめていくトレーナーも多くみてきました。
今までもこれからもパーソナルトレーナーは素晴らしい職業だと私も自負しておりますが、大変な職業だという自覚もあります。
ですので、是非これからトレーナーを志す方は、お近くの先輩や同業者から情報を集めながら道を決めていく事をオススメします。
PS.そんな中で困っている学生やトレーナーがおりましたら是非ご相談ください。
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TTBパーソナルジム 八丁堀
木村聡