トレーニング理論

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  • 2019.03.20

No.69 トレーニングの原理原則を考える 5/8 〜意識性の原則〜

  この原則は、トレーニングをしている部位を意識する事ともう一つ、”何のためにこのトレーニングをしているのか”を意識する必要があるという原則です。   トレーニングをパーソナルやチームのコーチから指導されている時に、今何のためにこれをやっていて、どう繋がるのかを理解した方が、モチベーションにもなるし継続にも繋がると思います。   トレーニングの […]

  • 2019.03.16

No.68 トレーニングの原理原則を考える 4/8 〜全面性の原則〜

原理3つは覚えたでしょうか?   今回からは原則5つを掘り下げて説明していきたいと思います。 皆様トレーニングをしていて好きなトレーニングや、好きな部位があるかと思います。 好きな事ばかりやっていたらダメですよ! というのが全面性の原則です。   例えば、ベンチプレスを強くしたい方はベンチプレスばかりをやるよりも、スクワットもやった方がベンチプレスの重量が上がる事もあります。 […]

  • 2019.03.14

No.67 トレーニングの原理原則を考える 3/8 〜過負荷の原理〜

過負荷(オーバーロード)の原則。 こちらの原理も当たり前な事ですが重要な原則です。 過負荷の原理は文字通り”負荷をかけなければトレーニング効果が出ない”という原理です。   では、過負荷とはどのくらいなのか。   日常生活のほとんどの動作は、最大筋力の30%程度だと言われます。 また筋肉を刺激し、強くするためには最大筋力の60%以上の負荷をかけなければい […]

  • 2019.03.12

No.66 トレーニングの原理原則を考える 2/8 〜可逆性の原理〜

可逆性とは ある変化を考えたとき、条件を変えるとその変化と逆の方向に変化が起こってもとの状態に戻ること。 (コトバンクより) “ある変化”とはトレーニングで言うと”負荷”だと考えてください。 つまり、負荷をかけなくなると、だんだんと元の状態もしくはそれ以下の状態になっていってしまうという事です。 学生まで運動をしていて引退するとどんどん体力が衰える体 […]

  • 2019.03.11

No.65 トレーニングの原理原則を考える 1/8 〜特異性の原理〜

トレーニングにはプログラムをより安全で効果的に進めていく為の原理原則が8つあります。 今回からはその原理原則をわかりやすく一つずつ解説をしていきたいと思います。   まず原則は3つあり、今回は 『特異性の原理』 について書いていきたいと思います。 英語では『Spesific Adaptation to  Imposed Demands』(SAID)といいますが、訳すと”かせら […]

  • 2019.02.25

No.61 “重さ”を持つメリット

私の今までの経験上、高齢者やダイエット目的の女性などはあまり重さを持つ事を好まないケースが多いです。 なぜか… 色々とリスニングをしていると、 ・そんなに筋肉をつけたいわけではない ・筋肉がついて重くなる ・そんな本格的なトレーニングは求めていない ・キツイから嫌だ などと言った理由が多いです。 そこで今日は重さを持つ事のメリットを簡単に書いていきたいと思います。   【メリット① 筋肉 […]

  • 2019.02.03

No.57 赤い筋肉と白い筋肉どちらを鍛えたいですか?

  筋肉には大きく分けて、 力やスピードのある速筋線維と持久力がある遅筋線維があります。 色でいうと速筋線維が白く、遅筋線維が赤く、ヒラメのような白身魚は瞬発力に優れており、マグロのような赤身魚は持久力に優れています。 ここまでは聞いた事がある方々が多いのではないでしょうか。   具体的なトレーニングの方法として、 白い筋肉は重い重さで回数を少なく、赤い筋肉は軽めの重さで回数を […]

  • 2019.01.23

No.55 失敗しないトレーニングメニューの組み方

  SNSなどで『何をやればいいですか?』というご質問をよく受けます。 参考までに、通常私が自身やクライアントにトレーニングプログラムを組む際に何を考慮しどのように計画するか、以下に書いていきたいと思います。   ①ニードアナリシス →トレーニングレベル、障害分析、生活習慣、仕事、目標、目的、動作分析、長期計画   ②トレーニングの選択 →コア種目・補助種目、順番 & […]

  • 2018.10.31

No.47 1RM測定(最大挙上重量)のガイドライン

  ある程度トレーニングを積んできた方へのトレーニングプログラムを組む上で特定の種目で最大どれくらいの重量が上がるかというテストをすることがあります。 ただ、やみくもに測定しても本当の力が発揮されなかったり、怪我につながる可能性がありますのでおおよそのガイドラインは必要になります。 そこで、文献によって多少の異なりはありますが、私が行う手法を以下に記します。 《1RM測定ガイドライン》 […]

  • 2018.04.23

No.24 股関節を伸ばす力を強くする

股関節は骨盤についている関節で、骨盤のソケットに大腿骨先端の球状の骨がはまっている構造です。 足をあげる、開く、閉じる、後ろに蹴る、捻るなど、さまざまな方向に動く関節であり、多くの筋肉も関与しています。 その中でも股関節を伸ばす動き(伸展)の方向の力は、ジャンプ、走る、階段を上がる、立ち上がる時など様々なスポーツ又は日常的な動きに関与している重要な力だと私は考えています。   その力を大 […]