No.66 トレーニングの原理原則を考える 2/8 〜可逆性の原理〜

No.66 トレーニングの原理原則を考える 2/8 〜可逆性の原理〜

可逆性とは

ある変化を考えたとき、条件を変えるとその変化と逆の方向に変化が起こってもとの状態に戻ること。

(コトバンクより)

“ある変化”とはトレーニングで言うと”負荷”だと考えてください。

つまり、負荷をかけなくなると、だんだんと元の状態もしくはそれ以下の状態になっていってしまうという事です。

学生まで運動をしていて引退するとどんどん体力が衰える体験をした事がある方も多いのではないでしょうか。

それで大人になりスポーツクラブに通う方も非常に多く感じます。

ただ、身体はうまくできていて、一度身体を鍛えた経験がある人は、元の状態までは戻りやすいとも言われています。(=マッスルメモリー)

 

また、もっと可逆性が進みなる、高齢者のロコモディブシンドロームや、サルコペニアもこの可逆性の原則にあたると思います。

 

顧客のニーズに多い”体力の向上”とはこの可逆性を食い止める、もしくは向上させる事を目的とする事だと考えます。

 

その為には、

やはりトレーニングや運動はコツコツ継続的に、ある程度の負荷をかけて行う事が大切だと言えるでしょう。

ですので、短期目標だけでなく長期的な目標が必要であり、長期的なトレーニングの継続を私もおススメしています。

 

短期のトレーニングはもったいない!

長期的なトレーニングを!!

 

 

TTBパーソナルトレーニング

トレーニングコーチ

木村聡

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