No.61 “重さ”を持つメリット

No.61 “重さ”を持つメリット

私の今までの経験上、高齢者やダイエット目的の女性などはあまり重さを持つ事を好まないケースが多いです。

なぜか…

色々とリスニングをしていると、

・そんなに筋肉をつけたいわけではない

・筋肉がついて重くなる

・そんな本格的なトレーニングは求めていない

・キツイから嫌だ

などと言った理由が多いです。

そこで今日は重さを持つ事のメリットを簡単に書いていきたいと思います。

 

【メリット① 筋肉に力がつく】

一番のメリットはやはりこれ。

先日書いたブログで説明した筋力がつよい速筋は重さを持たないとトレーニングされません。(スロートレーニングでも可能)

速筋についての過去の記事はコチラ

 

筋肉を強くしたい場合はやはり速筋線維が鍵になりますので、ある程度の重さは必要だという事です。

パーソナルトレーニングを受ける方の目的にも多い関節痛の予防や、姿勢改善、体力向上などには筋力の向上は不可欠です。

また、相当な量の筋トレをしない限りはムキムキになる事もありませんのでご安心ください。

 

【メリット② 骨が強くなる】

骨を強くするためには骨の長軸方向からの負荷が不可欠であり、負荷による刺激がある方が骨が強くなると言われています。

例えばスクワットで重さをかけて行う事で、下肢中心の骨にも負荷がかかり、骨の成長を促します。

骨が弱くなりやすい女性や中高齢者もある程度の負荷が必要という事ですね。

 

【メリット③ ホルモンの分泌】

高重量を持つ事で、成長ホルモンなどのホルモン分泌が促され、筋肉や各組織の成長や脂肪の利用が促されます。

これは筋力アップやダイエットにも大切な要素になります。

これも軽い重さでは得づらいメリットです。 

 

など、①を中心に重さを持つメリットは他にもあります。

軽い重さで関節を動かす程度の負荷よりも、重さを感じる負荷でのトレーニングをする事で上記のようなメリットがあり、よりトレーニング効果を感じるようになると思います。

 

最初から重さ扱う事が怖い方は、近くの専門家に相談する事をオススメします。

 

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