No.80 どのスクワットをプログラムに入れるべきか

No.80 どのスクワットをプログラムに入れるべきか

バックスクワット/フロントスクワット/フルボトムスクワット/パラレルスクワット/オーバーヘットスクワット/ワイドスクワット/ナロースクワット/シングルレッグスクワット/シングルレッグスクワット

 

スクワットに関する過去の記事はこちら

No.45 トレーニング種目図解〜スクワット編〜

No.31 スクワット時のバットウィンクの原因と対策

No.23 体型によるスクワットフォームの違い

 

様々なスクワットがありますが、どのスクワットを入れるべきか迷う方も多いかと思います。全部できたらいいですが一度にそんな事はもちろんできませんので、自分の目的に合うスクワットを選択しなければいけません。

 

基本的にスクワットは股関節を伸ばす筋肉(臀部とももの裏)と膝を伸ばす筋肉(腿の前)をメインで使用するトレーニングです。

 

その中で一般的な特徴として以下の通りです。

種目特徴
バックスクワット臀部優位
フロントスクワットもも前優位
フルスクワット可動範囲が大きい
オーバヘッドスクワット体幹部の保持力

この中でさらに細かい指導や目的によって動きや意識の特徴が出てくるとは思いますが、一般的な表記としてはこのような特徴があると思います。

 

例えば、私の考えとしては普段の生活やスポーツでは腿の前側が優位に働くことが多いと感じます。それによって使いすぎによる膝の故障、股関節の故障の可能性の増大が考えられます。ですので筋トレではその反対のももの裏や臀部の筋肉をトレーニングすることで障害予防や改善にも繋がると考えます。

ですので私は指導の中でバックスクワットを導入するケースが多いです。(バックスクワットについてはまた改めて記事にしたいと思います。)

 

他にも片足でのトレーニングが必要な場合は、シングルレッグスクワットや、スプリットスクワットなどの種目選択が必要な場合があると思います。

 

これはあくまで私の考え方ですので、これだけではありませんが、トレーニングを選択するにあたってそれぞれの『理由』はなければいけません。

 

スクワットに限らず他の種目でも各種目の特徴を知り、目的に基づいた選択することで、より安全に効果的なトレーニングができると考えます。難しいと感じる方は近くの専門家に相談することをオススメします。

 


東京都中央区人形町

TTBパーソナルトレーニング

パーソナルトレーナー 木村聡

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