No.105 関節痛の人に私ができる事

No.105 関節痛の人に私ができる事

まず前提として我々トレーナーは医療従事者ではないので、診断はできませんし、関節痛などの方々の運動に関しては基本的には医師の判断に全て委ねます。

その中で医師から運動の許可がでているけど、何をしたらいいかわからない人達が私達の所に依頼にきます。

 

例えば、年齢による変形性の膝関節症・股関節症や、慢性的な腰痛、年齢肩などが私達がよくみる関節痛かと思います。

 

医師にはどれも『動かして筋肉つけなさい』とか『ストレッチしてください』といわれるケースが多いですが、実際はなにをしたらいいのかまではわからなかったり、本人も再び関節が痛くなるのが嫌で、トレーニングをしない人は多いです。

 

そんな関節痛の方に私がトレーナーの立場で出来る事は、

 

①柔軟性をあげる

関節に付着する筋肉の柔軟性の低下が原因で関節の動きが悪くなったり、関節痛を引き起こすケースがあります。

そのような方にはストレッチをしたり、柔軟性を出すような運動をしたりする事で、筋肉の柔軟性や関節の可動域をだし、改善していきます。

 

②筋力を向上させる

中高年の慢性的な関節痛は、筋力の低下が引き起こす事が多いと感じます。

そこで、各関節周辺の筋力を向上する事で、各関節を支える筋力をつけ、痛みの軽減・予防に繋げます。

 

③負荷を下げる

ここでいう負荷とは、体重や運動効率です。

体重が重ければ関節にかかる負荷も大きくなるので痩せなければいけませんし、動きの中で大きな筋肉例えば股関節周辺の筋肉や、肩甲骨・肩関節周辺の力の強い筋肉が活躍しづらければ、その辺りを活躍させるトレーニングをする事で、運動効率があがり、関節への負担が少なくなると考えます。

 

この3つの中で、仮説を立て同時に進行していくと私に依頼に来るような、軽度の関節痛をお持ちの方々は改善に向かう事が多いです。

また上記の3つは関節痛の予防にも効果的ですので、是非意識して運動に取り組む事をオススメします。

 


TTBパーソナルジム八丁堀

木村聡

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