No.42 “筋トレ”と”スキル練習”を明確に分ける

No.42 “筋トレ”と”スキル練習”を明確に分ける
この事については色々な意見があると思いますが、私は前者と後者を明確に分けてトレーニング指導をしています。
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例えば、
ゴルフ競技のクライアントに対して、
身体を回す(回旋+股関節伸展)動作に対して負荷をかけてトレーニングはしません。
回旋の動きの練習はその練習を
伸展に負荷をかけるなら股関節伸展種目を(スクワットなど)行います。
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理由は、
簡単にいうと両方一緒にやろうとすると能力の向上がどちらも中途半端になるからです。
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上記のトレーニンニンでいうと、ケーブルを使用してゴルフと似たような動きのトレーニングをするのをSNS動画で見かけます。
確かに、似てる動きに負荷をかければ同じような動き、筋肉を使うのかもしれません。
ただし、完全にゴルフと同じ動きや負荷ではないのと、負荷を十分にその目的となる筋肉にかけられないと考えます。
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トレーニングをする際に、完全にスポーツ動作と同じ動作に同じ負荷をかけれたらもしかしたらいいのかもしれませんが、それは現実難しいのと、筋トレはあくまでも目的である筋肉の筋力をあげる事が目的だと私は思っていますので、私は両者を別けてプログラムします。
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筋トレで筋力をあげ、
スキルはスキル練習に時間をかけるべきだと考えています。
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筋トレはフィジカルコーチが
スキルはスキルコーチが
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ここがごちゃごちゃになるとむしろ、体力の向上はしづらいのかなと思っています。
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高齢者が階段を楽に上がるようにする為には、階段を上がる練習をするよりも、それに足りない筋力を向上する事を優先します。
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SNSの投稿を見ていて少し疑問に感じたので記事にして頭を整理してみました。

TTBパーソナルトレーニング
S&Cコーチ/パーソナルトレーナー
木村聡

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