No.29 トレーニングボリュームの決め方

No.29 トレーニングボリュームの決め方

トレーニングはやり過ぎても効果がない事は皆様もすでにご存知の事かと思います。

 

そこで我々がトレーニングのプログラムの設定・計画をする際の項目の1つに”総仕事量”があります。

これを調整する事で、皆様のオーバーワークによる怪我の予防、トレーニングの目安・効率のよい計画に役立つと思います。

様々な総仕事量の設定の仕方がありますが、

私は、【重さ×回数×セット数】
で計算する事が多いです。

例えばスクワットを、
100kg×8回×3セット行うと、
2400が総仕事量となります。

このボリュームをコントロールをしながらトレーニングの計画、調整をするというやり方です。

筋肥大をさせたい時期や、ダイエットの方、
運動に慣れていない方にはボリュームを多く、

疲労時、試合前後、シーズン中、オーバートレーニングになりそうな時、パワー、ジャンプなどのプライオメトリクスや俊敏性のトレーニングなどを入れた時はボリュームを少なくする事が多いです。

もちろん目的や、体重、性別などによってボリュームは変わりますが、

日/週/月ごとボリュームを1つの参考にしてプログラミングをすると、
負荷、セット数、回数、頻度の目安になると思います。

 

パフォーマンスが上がらない方、
トレーニングで伸び悩んでいる方、
トレーニングで怪我をした事がある方は、
ボリュームを一回計算してみると変化の材料になると思います。

パーソナルトレーナー/S&Cコーチ
木村聡

https://satoshi-kimura.net

https://private-salon-blooming.com

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